男が磨く恋愛セオリー 高級時計を買う男性にモテるヤツはいない 

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モテる男は「金時山」を登る

 「体験」で急接近

デートの王道といえば、映画食事だろう。

しかし一見最も無難なデート計画と思いきや、以外と落とし穴が多い。映画がつまらなかったり、食事が美味しくなかったりすると会話がはずまないという経験はよくあることだ。

2回、3回目のデートで急速に男女の仲の関係を接近したいのであれば、少し変化球をかけて体験型のデートを推奨したい。人は体験や経験を共有することで、強い絆や関係が生まれることが多いからだ。

 

その体験型デートのおすすめが登山だ。

登山デートのメリットの第一は、誘いやすい点にある。スポーツの場合「私スポーツ音痴だから」とか、「道具持っていないから」と女性が戸惑って断わられることがあるが、軽登山の場合、歩くだけなので大概OKしてくれる。そして、登山をしている男は開放的な海の男と違って、どこか内気で「安全」「真面目」の印象を与える。

 第2のメリットは、歩きながら会話ができるという点だ。これは仕事のゴルフ付き合いと同じ論理である。メインの目的が会話以外にあれば、会話の間を気にせずスムーズに話が進む。話す内容も、花でも景色でも「キレイだね」とか「そうですね。この花キレイですね」なんてオウム返ししていればいい。それで数時間一緒にいられる。しかも話す彼女との距離はテーブルをはさんだレストランの会話より近いのだ。

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デートのためにある「金時山

では、最初の登山デートのコースはどこがいいだろう。

個人的におすすめするのは「金時山」だ。

金時山とは、箱根山の北西部に位置する標高1,212mの山であの金太郎が相撲をとった伝説の山として知られる。

 かつて「東京いい店やれる店」という美女とのエッチ達成を目的に、男が身に着けるべき表面的な教養を散らばめた都内の高級レストランガイドブックがあった。その中に「デートにおけるモホロビチッチ不連続面という言葉がある。もともとは地球の地殻とマントルの境界線のことを指す地震学の言葉だが、この本では、女の子を誘うと気楽についてくるが、いざ行ってみると結構遠くて、男が「一泊しようか」と誘うと「しょうがないか」と納得してしまう日帰りの臨界ポイントを結ぶベルト地帯のことを指す。

 その西の臨界ポイントが金時山のある箱根なのだ。

金時山の魅力は都内からの距離だけでない。コースの長さもレベル、景観、どれをとっても絶妙だ。頂上までは1~2時間で登れ、コース途中はほどほどに険しい。おそらくちょっと息を切らす場面も出てくる。そんなとき、ぜひ手を差し伸べてほしい。絶好のスキンシップをとるチャンスとなることは間違いない。そして、頂上からみられる景色は富士山である。達成感と感動の共有がお互いの距離を近づけてくれるはずだ。

帰りは、疲労した体を癒すためにぜひ近くの温泉に立ち寄りたい。別に混浴温泉でもないのに、一緒に温泉に行くのは妙にカップル感、ドキドキ感を促進する。登山しなければ「温泉に行こう」とはなかなかデートには誘えないので、こういう時は大チャンスだ。

温泉のあとは、ディナーである。ゆっくり食事をすれば、もう終電はないはずだ。