男が磨く恋愛セオリー 高級時計を買う男性にモテるヤツはいない 

日々の些細な習慣から趣味、恋愛観など、できる限りイラストと共に「モテる技術」を追求するブログです。

入籍日はいつがいい?

ご無沙汰しております。

気が付いたら一年半放置状態でした。
前回最後の記事の婚活の友人もこの空白期間に無事結婚をしました。
光陰矢の如し。

今日は七夕です。
自分の結婚記念日です。

というわけで、結婚記念、入籍日について書きたいと思います。

先の友人は4月1日に入籍をいたしました。

その理由について後から聞くと、「年度初めでわかりやすいし、丁度、転職先の初出勤がその日の10時スタートだったから、出勤前に役所に立ち寄ったとのこと。

そのおかげて、転職先の自己紹介でいきなり大発表、さらにその日はエイプリルフールだから嘘か本当かザワザワしたとのことです。はじめのキャッチとしては大成功でしょう。

「嘘」を連想するエイプリルフールが、相応しいかどうかの議論はちょっと置いといて、とりあえず忘れにくい日であるのは間違いありません。

特に自分もその友人も含め、多くの男性は歳とともに記念日を忘れがちなので、できる限り分かりやすい日というのはキーポイントだと思います。

ネットで検索すると、「縁起のいい日」とか「二人の記念日」とありますが、調べなければわからない「大安」の日とかだと、すぐ分からなくなってしまう可能性があります。

多くの女性にとって「記念日を覚えていること」は「縁起のいい日」であることよりも圧倒的に重要であることはほぼ間違いありません。忘れてしまった時の関係の不和の発生リスクを軽減するかが一番大事なのです。

なので極力わかりやすい日がいいと思います。

但し、何でもわかりやすいわけでもありません。
できれば、さらに得するような日がいいでしょう。
また、避けた方が良い日もあります。

例えば、これも他サイトの情報ですが、誕生日は止めた方がいいでしょう。お祝い日が1つ減ってしまうし、仮に離婚したら、幸せと不幸せの+-ゼロの複雑な気分の日になってしまいます。


なので、ここは語呂合わせの日が良いのではないでしょうか。
そしてできればお祝いの方法も想像できる方が楽でいいでしょう。

一例ですが、9月2日(靴の日)
この日には毎年お祝いで靴とか靴下をプレゼントするとか。
女性が夫に靴下をプレゼントし、男性が女性に靴をプレゼントしたら喜ぶでしょう。別に男性は靴下でいいんです。とにかく奥さんファーストなのです。


逆に2月9日だと(肉の日)だとお祝いに高級肉を食べに行けます。
また、(服の日)でもあるので、プレゼントをとりあえず服に限定できることもいいでしょう。
11月29日で(いい肉、服)でも行けます。
29日はブックオフの日だけではないんです。

他にも、ネットで検索すれば山ほど出てきます。

とりあえず、入籍を考えている男性は参考にしてみてください。

 

 

 

マッチングアプリを使いこなして1か月で20人以上婚活した友人の話

以前に「マツコの知らない世界」では「マッチングアプリ」の達人が紹介されていました。現代は想像を超えるくらい婚活ブームらしいです。

そこで今回は、30代後半の自分の身の周りの婚活事情について書きたいと思います。 

 

「ペアーズ」、「ツヴァイ」、「楽天オーネット」、「tinder」、「えんむすび」...

 30代半ばから後半の独身同世代の友人と合うと、たいてい婚活の話になるのでこの程度は知っていました。

しかし今はこうした比較的正攻法のアプリではとどまらず、料理を一緒に作ったり、趣味のイベント、ボランティアなど体験と出会いを融合させたものもあれば、プロフィール添削やアドバイス、プロフィール写真撮影サービスまであるのだそうです。

まさに、就活になぞった「婚活」だなと関心して見入ってしまいました。。

 

自分の身近な友人の中にも、マッチングアプリの達人が2人います。
1人は真剣に結婚を考えていて、1人は完全に遊び、というか単純に下心ありな出会いが目的です。


前者の真剣な婚活目的の友人は、海外駐在経験が長く、多忙な出張生活に重ねて恵まれた駐在手当でプチリッチ生活をしているリア充男子。気が付くとシングルで40近くになっていたという経緯。

 

コロナで昨年の1月に日本に一時帰国したつもりが、想定外に海外に戻れなくなり、これを婚活の絶好のチャンスととらえ、短期集中で複数のアプリに登録したそうです。


そんな比較的高スペックで真面目な彼は、始めた当初は「何人『いいね』がきた!」とか喜んでいました。

そんな初々しい喜びも束の間、やがて在宅勤務という非日常勤務形態を上手く利用して婚活に没頭することで、完全に攻略。もともとスペックも高いこともあって、すぐに何百人の「いいね」を獲得し、いわゆる「人気な男性」としての地位を着くことができたそうです。

 

多い時には、なんと1か月に20人以上も会った月もあったとか。

平日の夕食で1人、週末は、ランチ、午後のお茶、夕食と1日に3人と会食する体制。

もともと都内の移動範囲が渋谷とか原宿だったのに、婚活を始めてから妙に銀座と恵比寿のレストラン事情に詳しくなっていました。特にイタリアン。

彼曰く

「和食は天ぷらとか鮨とか専門料理店になってしまうし、全般的な懐石料理は敷居が高い。フレンチも勝負感ありすぎるし、初めてには向かない。食材も豊富でお酒も美味しいプチリッチなイタリアンのコースが一番お見合いに向いている」のだそう。

 

お気に入りのお店は何回もお見合いに使うそうで、毎回初めて予約したようなフリをするとき、少し罪悪感を感じるそうです。

勘定にも彼の流儀は徹底しています。

デザートとコーヒーが終わりかけた頃に必ず一言

「お手洗い大丈夫ですか」

と声をかけると、100%女性はトイレに行くそうで、このタイミングを狙って支払を終わらせるのが一番スマートなのだとか。

まさに達人、歩く「東京カレンダー」です。

 

ただ、人気になると新たな問題を生み出すようです。

選択肢が増える事で、異性に求めるものが高くなる結果1人の女性を選ぶ決断に優柔不断になったり、ほぼ迷路に迷い込んでいました。

この頃、彼と電話するとよく、

 

「(今回会って)俺分かったわ。勉強になったわ。一番大事なのは、、、」


というフレーズを頻繁に聞くようになりました。

個人的には「勉強代払い過ぎでは?」と突っ込みたくなりますが、婚活を真剣にしている人ほど「わかってない」ってキレられる恐れがあるのであえて聞くことに徹していました。聞くことが大事なのだと思います。

 

最終的に、2カ月ほど前にその友人から正式に付き合う女性を決めた連絡を受けました。

(なぜか)2度ほどお会いする機会があり、確かに彼の言う通り、勉強した成果として素敵な女性でした。

本当に結婚に向けて頑張って欲しい。

 

ただ、スムーズには行かないようです。

空の交通が徐々に緩和されることで、12月に駐在先の中国に戻ることが決まったそうです。

今後どのような展開になるのか、他人事ながら心配になります。

 

 

 

 

人生で(多分)一度しか会わなかった記憶に残る人々の話② 教習所で出会った切羽詰まった男の話

たった一回の出会いの中に一生忘れることができないくらい強烈に記憶に残る人達がいます。

そんな名前も知らない一期一会な出会いについて(不定期に)紹介していきたいと思います。


引き続き第2回は、学生時代に出会った切羽詰まった学生について。

 

忙しい時ほど空いた時間を有効に使い、時間に余裕のある時ほど無駄に時間を過ごしがちになってしまう、よくありがちな生活スタイル。

特に大学時代、そんなルーズな生活に陥った人は多いのではと勝手ながらに推測します。何もかもガッチリ組み立てられた高校生活、受験を乗り越えて初めて手に入れた自由、長すぎる長期休暇をうまく活用できず、ついついダラダラとした生活をしてしまう。

例にもれず、まさに自分自身もそんな生活を送っておりました。

あっという間に就活準備といってもこれといった強みもない、資格もない、とりあえず車の免許(ATのみ)だけとろうとしたのが3年の夏

(履歴書にAT免許のみとはなんと頼りないことか)

 

大学の授業は比較的真面目に出席していたので、免許に充てる時間はたっぷりあり、最初は実技も筆記も出だしは高い出席率でした。

しかし次第に飽きてきました。

一度行かなくなると足が一気に止まり、ダラダラ。時間があっても面倒くさくなり、気が付くと、教習受講期限のギリギリ1週間前になってしまっていました。

追い詰められたテスト前のダメ学生のように最後の一週間は毎日のように教習所に足を運びました。

通常、ネットで予約してから教習所に行くのですが、期限の迫った教習生は予約なしのままキャンセル待ちの列を作って、今か今かといら立ちと焦りの中でスタンバイしています。


そんな切羽詰まった緊張感溢れるキャンセル待ちの列の中で、たまたま隣に座った同年齢くらいの学生と話すことになりました。

 

「(免許講習の受講期限)いつまでですか?」と学生。

 

「いやー、あと1週間。ヤバイですよ。」と私。

 

「え?いいじゃん。俺明日までだよ。ヤバイよー」

自嘲気味に笑いながら学生は話します。

 

あまりにもギリギリ過ぎて、つい笑ってしまったのですが、 なかなか人当たりのいい人で、打ち解けて、あれこれ話し始めます。聞くと専修大学の4年生だそう。

 

「ホントは免許どころじゃないんだよ~。」(学生)。

「実はさ、単位取得に追い込まれてさ、簡易なカンニングペーパーを作って大学の友達とシェアしてたんだよね。そしたらさ、案の定バレちゃって。。。でさ、教授に聞かれたの『こんなこと他でもしてないよな?(怒)』って。もちろん、そんなことしてませんって即答したんだけさ、、、友人の方がビビっちゃって、俺がしてないって答えた直後、隣で『ハイ、他の試験でも(カンニング)しています。』って答えちゃうのよ。。それで、全部また再試。俺卒業も免許もヤバいよ~」

 

人は、自分より不幸な人を見ると安心するというけれど、安心を超えて、申し訳ないけれど、爆笑してしまいました。

 

結局、彼は免許も卒業もできたのかわかりません。

 

ただ、とてもコミュ力が高い人当たりのいい青年だったので、きっと乗り越えて今は立派な社会人になっているんだろうなぁと思います。

 

 

 

人生で(多分)一度しか会わなかった記憶に残る人々の話①昼下がりの銀座でワークアウトする女性

通勤、通学、散歩、旅路、海外・・・。私たちは毎日のように、数多くの人と出会います。
たいていの人はおそらく一生に一度しか会わないのかもしれません。

けれども、そのたった一回の出会いの中に一生忘れることができないくらい強烈に記憶に残る人達がいます。

そんな名前も知らない一期一会な出会いについて(不定期に)紹介していきたいと思います。

記念すべき第一回は、絵になる街、銀座での出会いから。

 

昼下がりの銀座でワークアウトする女性

 30代初めの頃、ハローワークで貿易実務の資格を取得して海運業界に再就職をしました。仕事の内容は、船積み貨物を持つ顧客を探す法人営業。

 

毎月末になると、普段船を利用してくれる客先にヒアリングをかねて、お礼としてクオカードを手土産に営業周りしていました。

 

クオカードの購入先は、決まって当時のプランタン銀座。

 

銀座は、勤務先の神谷町から日比谷線で4駅で10分以内。当時の取引先も東京駅近辺に多く、購入先として丁度良かったのです。

 

マロニエ通りに面したパリ出身のプランタン銀座は女性のためのデパートでした。

 

当然、平日の昼下がりのプランタン銀座には、20代から30代の女性がほとんどで男性客など皆無でした。

そのため、その日もいつもエレベーターに直行し、5階の金券売り場に向かう時でした。

ものすごい美人が乗ってきたのです。5階を押すと彼女も行き先が同じ。

黒のスポーティなタンクトップを着こなし肩甲骨が美しいその女性は、スニーカーを履いていました。

おそらく同じフロアにあるスポーツジムに行く途中のようでした。

 

ところが、そのエレベーターは5階には向かわず、地下1階に降りてしまった。

「あっ(いけね)」って思ったその瞬間、その美人がこちらを振り返り罰の悪そうなそして少しお茶目で大人っぽい笑顔で、

 

「まちがいちゃいましたね(ニコッ)」

 

と声をかけてきたのです。

 

この笑顔で日々蓄積されていた疲れとストレスが全身から一瞬にしてに発散されました。

 

その笑顔を余韻に銀座駅内のスターバックスでコーヒーを嗜んだことを今でも鮮明に覚えています。

 

 

代々木八幡と中川淳一郎氏の教訓と高級外車の話

 代々木八幡ってどこ?

先日、夫婦のささやかなお祝いに代々木八幡周辺の和食屋に行きました。

いきなり、え?どこそれ? 馴染みのない人が大半だと思います。

「代々木」と言えば東京を代表する渋谷区と新宿区に挟まれたエリア、日本人なら都心の中心エリアであると推測できます。ただ、「八幡」がつくと東京人でもそんな神社あったかなーというレベルです。

実際に「代々木」「代々木公園」「代々木上原」「代々木八幡」の4つの駅の中で、一番知名度が低い。

代々木駅はほぼ新宿新南口と隣接するし、伝統予備校の「代々木ゼミナール」の聖地として全国的に有名です。代々木公園駅にはその名の通り都会のオアシス日本代表の「代々木公園」があります。また、代々木上原駅は特筆すべき観光資源はないものの、新宿から都会周辺で最も有名なビーチリゾート「片瀬江の島」までつながる小田急線と東京メトロの千代田線の「都会と郊外を結ぶ中継地点」として重要な役割があります。加えてUNIQLO柳井さん、作家の林真理子さんも含め、日本のセレブリティの住居が立ち並ぶ高級住宅街としても知られています。

一方、代々木八幡駅はどうでしょうか。

実は小田急線の代々木八幡は、前出の千代田線代々木公園駅とつながっています。そのため、ワザワザ代々木八幡駅を使う必要がないということかもしれません。

小田急線には、どうもこういう駅が多く、例えばJR代々木駅の近くに「南新宿」という小田急ユーザーしかほぼ知らない駅もあります。

ちなみに八幡神社は立派な神社です。しかし、周辺にこれまた日本を代表する「明治神宮」があるのでどうしてもその陰に隠れてしまう。商業地としても住宅地としても新宿と代々木上原に挟まれたエリアのためイマイチの規模です。どれをとっても「周辺地域」なのです。

とは言ってももちろん都内有数の高級住宅街であることは変わりありません。何せ近隣住所は渋谷区松濤です。

例えば、ネット界隈ではネットライターの超売れっ子の中川淳一郎の住まいとして知られています。余談ですが、個人的に中川さんの文体が大好きで、このブログを始めるきっかけも中川氏の本を読んだことにはじまります。「ばかざんまい」「節約する人に貧しい人はいない」「ウェブはバカと暇人のものは面白いので興味ある人は読んでほしいです。

中川氏は自身のプライベートを記事ネタとして包み隠さず書くライターなので(とはいえ全貌はみえない、さすがの書き手)、この地域が記事や動画の中で話題になることも結構あります。

中川氏によると、代々木八幡は縁起のいい場所として紹介されています。まだネットライターに独立して数年の頃、仕事もプライべートも上手くいっていないときに、風水好きな友人に縁起のいい最高の場所だと勧められたとのが代々木八幡だったそうです。半信半疑だったようですが、実際に引っ越して以来、実際に年収がウナギのぼりになったそうで縁起のよさは実証済みです。

 

名店が集まる地域

個人的にこの辺は、代々木上原同様に魅力的なレストランが多い地域だと思います。

基本的に、都内は新宿などのメガターミナル駅よりも、その周辺にこそ名店が多い。例えば天下の銀座だって、ど真ん中の銀座より築地や新橋よりに名店がある。

代々木八幡もまさに新宿と渋谷に挟まれた周辺地域ゆえに個人の名店が集まっている気がします。

そこでこの地域のレストランに行こうと思ったのですが、歩いてみると坂が多く、かつクネクネ細い道が多い。お店も住宅街で特に目印もないため、迷わないように結構注意深く店を探しながら歩きました。



その駅からレストランまでの道のりで感じたことは「高級車が多い」改めて高級住宅街だなあということ。自身の住まい周辺ではほぼ見ないような車ばかりでした。中でも特にベンツが多い。しかもすべてEクラス以上。

大きな車とは対称的に住宅自体の大半は小さい。ほぼ隣の家と密接しており縦に細長く、人口密度が高い。ゆえに5メートルに1台の割合で高級車が並んでいます。

中には車庫が狭く、両サイドの柱5cm未満のスペースに芸術的なテクニックで駐車している車もありました。一体どうやってドアを開けているのか疑問に思いました。推測するに、柱の後ろの後部座先もしくは荷物入れから出入りしているのでしょう。考えるだけで面倒くさい。

 最近日本の車市場は、ワンボックスカーや軽自動車が主流ですが、この地域はバブル時代の「家は狭くもポルシェに乗る」みたいな不均衡な風景が残っています。もちろん所有者は90年代の人たちとは異なり全くの庶民ではなく、郊外に住めば大豪邸が建てられるお金持ちなのですが。

 この光景を見て、真っ先に思い出したのが前述の中川氏が「都内なんて軽自動車が一番いいのに、お金を持つとベントレーとか乗るのは変」と節約についてのコメントでした。

おそらく中川氏は自宅周辺の地域を見てこう思っていたのではないでしょうか。

今回、記事の舞台の地域を歩くことでよりライターの記事を実感できることを認識しました。

まさしく「書を捨て、街に出よう」とはこういうことなのでしょう。

予約して食べに行ったレストランは、可もなく不可もなくイマイチでしたが、いろんなことを考えさせられるデートとなりました。

これからも代々木八幡ー代々木上原周辺を散策したいと思います。