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代々木八幡と中川淳一郎氏の教訓と高級外車の話

 代々木八幡ってどこ?

先日、夫婦のささやかなお祝いに代々木八幡周辺の和食屋に行きました。

いきなり、え?どこそれ? 馴染みのない人が大半だと思います。

「代々木」と言えば東京を代表する渋谷区と新宿区に挟まれたエリア、日本人なら都心の中心エリアであると推測できます。ただ、「八幡」がつくと東京人でもそんな神社あったかなーというレベルです。

実際に「代々木」「代々木公園」「代々木上原」「代々木八幡」の4つの駅の中で、一番知名度が低い。

代々木駅はほぼ新宿新南口と隣接するし、伝統予備校の「代々木ゼミナール」の聖地として全国的に有名です。代々木公園駅にはその名の通り都会のオアシス日本代表の「代々木公園」があります。また、代々木上原駅は特筆すべき観光資源はないものの、新宿から都会周辺で最も有名なビーチリゾート「片瀬江の島」までつながる小田急線と東京メトロの千代田線の「都会と郊外を結ぶ中継地点」として重要な役割があります。加えてUNIQLO柳井さん、作家の林真理子さんも含め、日本のセレブリティの住居が立ち並ぶ高級住宅街としても知られています。

一方、代々木八幡駅はどうでしょうか。

実は小田急線の代々木八幡は、前出の千代田線代々木公園駅とつながっています。そのため、ワザワザ代々木八幡駅を使う必要がないということかもしれません。

小田急線には、どうもこういう駅が多く、例えばJR代々木駅の近くに「南新宿」という小田急ユーザーしかほぼ知らない駅もあります。

ちなみに八幡神社は立派な神社です。しかし、周辺にこれまた日本を代表する「明治神宮」があるのでどうしてもその陰に隠れてしまう。商業地としても住宅地としても新宿と代々木上原に挟まれたエリアのためイマイチの規模です。どれをとっても「周辺地域」なのです。

とは言ってももちろん都内有数の高級住宅街であることは変わりありません。何せ近隣住所は渋谷区松濤です。

例えば、ネット界隈ではネットライターの超売れっ子の中川淳一郎の住まいとして知られています。余談ですが、個人的に中川さんの文体が大好きで、このブログを始めるきっかけも中川氏の本を読んだことにはじまります。「ばかざんまい」「節約する人に貧しい人はいない」「ウェブはバカと暇人のものは面白いので興味ある人は読んでほしいです。

中川氏は自身のプライベートを記事ネタとして包み隠さず書くライターなので(とはいえ全貌はみえない、さすがの書き手)、この地域が記事や動画の中で話題になることも結構あります。

中川氏によると、代々木八幡は縁起のいい場所として紹介されています。まだネットライターに独立して数年の頃、仕事もプライべートも上手くいっていないときに、風水好きな友人に縁起のいい最高の場所だと勧められたとのが代々木八幡だったそうです。半信半疑だったようですが、実際に引っ越して以来、実際に年収がウナギのぼりになったそうで縁起のよさは実証済みです。

 

名店が集まる地域

個人的にこの辺は、代々木上原同様に魅力的なレストランが多い地域だと思います。

基本的に、都内は新宿などのメガターミナル駅よりも、その周辺にこそ名店が多い。例えば天下の銀座だって、ど真ん中の銀座より築地や新橋よりに名店がある。

代々木八幡もまさに新宿と渋谷に挟まれた周辺地域ゆえに個人の名店が集まっている気がします。

そこでこの地域のレストランに行こうと思ったのですが、歩いてみると坂が多く、かつクネクネ細い道が多い。お店も住宅街で特に目印もないため、迷わないように結構注意深く店を探しながら歩きました。



その駅からレストランまでの道のりで感じたことは「高級車が多い」改めて高級住宅街だなあということ。自身の住まい周辺ではほぼ見ないような車ばかりでした。中でも特にベンツが多い。しかもすべてEクラス以上。

大きな車とは対称的に住宅自体の大半は小さい。ほぼ隣の家と密接しており縦に細長く、人口密度が高い。ゆえに5メートルに1台の割合で高級車が並んでいます。

中には車庫が狭く、両サイドの柱5cm未満のスペースに芸術的なテクニックで駐車している車もありました。一体どうやってドアを開けているのか疑問に思いました。推測するに、柱の後ろの後部座先もしくは荷物入れから出入りしているのでしょう。考えるだけで面倒くさい。

 最近日本の車市場は、ワンボックスカーや軽自動車が主流ですが、この地域はバブル時代の「家は狭くもポルシェに乗る」みたいな不均衡な風景が残っています。もちろん所有者は90年代の人たちとは異なり全くの庶民ではなく、郊外に住めば大豪邸が建てられるお金持ちなのですが。

 この光景を見て、真っ先に思い出したのが前述の中川氏が「都内なんて軽自動車が一番いいのに、お金を持つとベントレーとか乗るのは変」と節約についてのコメントでした。

おそらく中川氏は自宅周辺の地域を見てこう思っていたのではないでしょうか。

今回、記事の舞台の地域を歩くことでよりライターの記事を実感できることを認識しました。

まさしく「書を捨て、街に出よう」とはこういうことなのでしょう。

予約して食べに行ったレストランは、可もなく不可もなくイマイチでしたが、いろんなことを考えさせられるデートとなりました。

これからも代々木八幡ー代々木上原周辺を散策したいと思います。