オランダで買った財布がとても使いやすかった件
「ネットのバカ」「ウェブはバカと暇人のもの」の著者で売れっ子ネット編集者である中川淳一郎さんは、3歳からずっと同じ財布を破れてはテープで補修して使っているそうです。
中川さん曰く、
お金のたまらないのは「見栄」のせい、ブランドやラッキーカラーの財布もってたからってモテるわけじゃない。
実際に、独立して身の回りを色々シンプルにしてブランドなんて持たず見栄を張らなくなったら、広告代理店時代よりずっとモテるようになったそう。
確かに財布って別に誰が見るもんでもないのに、なぜか服にそれほど興味もない人でも「それなりの」ブランドを買ったりします。全身ユニクロなのに、財布だけはポールスミスみたいな。
かのいう自分もお金ないのに友人がイタリアに旅行した際にワザワザ頼んで買ったBV(ボッテガヴェネタ)の財布を使っていました。
長持ちはしましたけど、最近は格子状に編まれた革が切れて、一部編み込みがほどけた状態になっていました。
それでも頭の中で中川さんの言葉がいつも残っていたので、これをずーーーと使ってみようかなーと思ってもいたけれど、でもなー、さすがにボロいな買い換えようかななんて悩んでいました。
オランダで見つけた初BOSS
そんな時です。
超質素、ブランドなんて全く興味なしの国、オランダに出張中、お土産店にも飽きて、地元民が行くデパートの中をボーっと歩いていると、「70パーセント」のシールがついた財布がみつけました。
なんか、飛行場の免税店でTUMIのバッグ同様、ミドルエイジもしくはオヤジサラリーマンが愛好するブランドというイメージが強く、一回も買ったことはありませんでした。
それに、「70%という札は本当に7割引きなのか、それとも逆に3割引きなのか」はっきりしません。一応定員に確認すると「グッド・クエスチョン!」ってわけのわからん答え。どうも定員も分からなかったようで店員も他の店員と相談し、7割引きだと分かった時点で買うことに決めました。
この財布、ケースから出してみてみると2つ折り両面カード入れで小銭入れがついていませんでした。けれども割引率で買う気持ちに心が動いていたので迷わず購入。
こういう財布を買うのは初めて。
オランダ製の財布もゲット
レジに行くとその横になんだか変わったSECRIDというカードケースのような財布がたくさん置いてありました。
手に取ってみてみるとオランダ製の財布なのだそう。
凄くユニークなデザインで、革のカバーには上側面が開いたアルミのカードケースがついており、ケースの下側面の部分を左から右にスライドするとケースの中のカードが上に飛び出てくる。カバーの革は開くとちゃんと財布になっているのですが、基本はクレジットカードを入れてカード中心に使うヨーロッパっぽい財布。
しかも10数種類あるうちの1つはまたも「70パーセント」のシールが!
勢いでこの財布も購入しました。
いきなりオランダで財布2つをゲット。
オランダ製の財布はコンパクトなので海外旅行用。ボスは日本用にして、使っていなかった小銭入れを活用するようにしようと決めました。
結果、日本に帰ってボスの財布使って大当たり。
これまで小銭入れがないなんて考えられなくて、おつりきたらどーすんの、小銭入れ分けて持つの面倒だしって思っていたけれど、その考えは間違ってました。
今は、スイカにたくさんお金いれといて、基本はカードで支払う。
こうすることで、スイカ払いができる店が限られてくるので(基本駅近)、無駄にお金を使わなくなりました。
クレジットカードって際限なく使っちゃうイメージありましたけど、日本の場合、現金社会なのでちょっと無駄づかいしちゃうようなとこではカードが使えないことが多いので貯金に効果的でした。かつ財布が小銭がない分痛まないんですね。
んで、オランダの財布ですが海外でないときは、カード入れにしています。こちらは結構収納力あるし、現状はカード引き出すときテンションあがります。
なんかスマートでモテそうな感じ。まあ実際はモテないですが。
財布の中にお金もないし。
やっぱり中川先生のおっしゃる通りと再認識させられたんだけど、現状後悔はしておりません。