ボヘミアン・ラプソディを見て複雑な気持ちになる
オランダに出張に行く飛行機の中で、ボヘミアン・ラプソディを見ました。
この映画、面白いとは思います。
でもなーんかしっくりこない。
先ず第1に美人なルーシー・ボーイントンが出てきた時点で、「あー途中でこの恋愛崩壊しちゃうのか」と思うと、既に最初のシーンから見ていて辛いんですね。
あ、この愛壊れる、いつか壊れるって。
まあ実際の俳優二人は映画のあと驚くべきことに、付き合っているそうですが、主役の俳優は出る映画ごとに共演女優と付き合ってるみたいでそこもなんか微妙。カッコよく見えないないから自分の妬みかな。
第2にどーしても好きになれないのが、クィーンのファッション。
自分80年代生まれなんですけど、どーしても80年代のファッションとか映画があまり好きになれないんです。なんか80年代って変に過激な気がするんですね。このクィーンのファッションしかり。
イギリスの70年代のモッズとかパンクとかオシャレだなーって思うですけど、どうしてクィーンはこのゲイファッションになっちゃったのか。同じ80年代にイギリスにデレグ・ジャーマンっていうゲイの映画監督がいるんですが、このセンスも全くわからない。当時の先端を走っていた監督として知られていますが、ひたすら暴力的で過激なだけで何がいいのか理解できません。浅田彰さんとか大絶賛してますが。
別にゲイカルチャーが嫌いなんじゃないんですが、なんかグロテスクなんですね。
エルトン・ジョンとかデヴィット・ボウイとかのファッションと全然違いますよね。
歌が上手いとはいえ、どうしてあのファッションが受け入れられたのか。クィーンの趣味とはいえ、どうして当時の芸能界はあの格好を許したのか。
どうしてもそこが許せないんですね。
強烈にファッションセンスが苦手なので、結果映画も「いい映画なんだけど、、、」でなんかモヤモヤしてしまう。
多分同じ思いの人いるとおもうだけどなあ。