女性の靴はパンプスでやっぱりフランス製で
前回、日本の女性が世界中のトレンドと同様に、中性化しているという記事を書きました。
いかにも女性っぽいというファッションはもはや人気がなく、女性のファッションも男性のスーツやネクタイといったものと同様に、どんどん「絶妙な」オシャレが求められている。
そこで男性が困るのがプレゼントを購入に何を選べばいいのか、絶妙さがわからないことに直面します。
今回はその対応方法について考えていきたいと思います。
靴は「パンプス」を知るべし
まず、靴から見ていきましょう。なによりオシャレは足元からですので。
昨今、本当にヒールを履く女性が少なくなりました。
昔90年代半ばにニューヨークに行った時、オフィス街をハイヒールの靴からナイキのスニーカーに履き替えて歩いている女性を見て、子供ながらに驚いたことがあります。
現在の日本ではまだスニーカー女子までには発展していませんが、仕事以外でヒールを履く人はほとんどいないような気がします。
そして一方で台頭してきたのがパンプスです。
とにかく多くのブランドショップでパンプスを見かけます。
ミュウミュウとか、かかとの部分をつま先の部分にしまい込んだ折り畳み式のものもあります。つまり、ちょっとフォーマルの時にハイヒールではなくて、パンプスでOKということなのでしょう。
そこで人気のパンプスは何か。
その1つにRepettoがあります。
Repettoは、もともと、フランスのバレエ界の重鎮であるローラン・プティの母が始めたバレエシューズメーカーとしての起源を持つブランドです。
フランスのセクシー女優の元祖、ブリジッド・バルドーが足の指がわずかに見えるようにデザインするようにリクエストしたとか、作詞作曲、脚本家のマルチタレントのセルジュ・ゲンズブールが履いていたりと、結構昔から色々セレブリティのエピソードも知られています。
日本でも少なくとも20年前くらいから見かけた記憶がありますが、ここ10年くらい物凄い勢いで店舗が増えてるような気がします。
レペットの人気は、たぶんかわいいデザインかつ履きやすいというバランスの良さだけではありません。
色鮮やかな色合いとその色の豊富さにも人気の理由があると思います。
店舗に行くと、まるで絵具箱のように靴がグラデーションに円形に並んでいて男性がみてもとてもきれいに思います。
一度、相手の女性の靴のサイズ情報をつかめば、ここの靴をプレゼントするのはいかがでしょうか。
何より色が多いので、選ぶ男性は単純に相手に履いてもらいたい色を選んでいいと思います。
きっと喜んでもらえることでしょう。