付き合って半年以上の女性にプレゼントする
昨今、女性が強くなる一方男性が弱体化し、結果、男女どちらも中性化に向かっている時代だと思います。特に欧米ではそれが顕著で、女性の外観やファッションも男性のようにシンプルになっています。
超質素なヨーロッパの女性
例えば、ドイツでは女性がスカートを履いてる姿をほとんど見かけません。たいていがジーンズです。上は無地のパーカーやニット。靴はローヒールで多くがスニーカーです。全体的にコーディネートの色合いもダークです。かつメイクもあまりせず、比較的大柄なので、髪型以外は一見男性と区別つきません。
お隣の国フランスはどうでしょうか。実はドイツと似たり寄ったり。オシャレで知られるフランス人女性というイメージは今は昔、一般人はとっても質素。モードなブランド大国ではあるものの、フランス国民はそれほどブランドを持っているわけではありません。普通は超カジュアルで、メイクもお化粧をできるだけしないナチュラルが大人気なのだとか。ほんとお化粧していないようで、フランスに留学した日本人女性も帰国するといきなりノーメークになってたりします。
アジアで一番髪が短い
次に日本はどうか。
欧米同様に中性化の傾向は強く、アジアでも一番、女性のファッションが質素になっています。中国、韓国、台湾と比べて日本人女性って一番薄化粧だし、髪も短い。
服装も昔に比べると、どんどんシンプルかつ機能性を求めたファッションになっています。スカートをはいている人が減り、パンツの人が多くなりました。ひらひらしたレースやフリルの服を着る人も少なくなりました。靴もドイツみたいにスニーカーまでとはいわずとも、ヒールの高い靴は大分減りました。最近はアクセサリーも興味ない人が多いようです。
ただ気を付けなければいけないのが、シンプルだからといってみんなおシャレが嫌いなわけではないんですね。いかにナチュラルに見せるか、「ちょっとした違い」みたいな絶妙なオシャレが求められているわけです。
プレゼントは何がいいのか
ここで困るのが男性です。
男性が女性にプレゼントをするとき、なにやこれや非常に悩みます。一体何が喜ばれるのかわからない。最初はお菓子やバス化粧用品など消耗品のプレゼントで良くても、親しくなれば形になって残るものがいい。そこで何かファッショングッズを考えるのですが、パッと男性が思い浮かぶものっていうのはわかりやすいほど「女性らしい」アイテムであることがホント多いんですね。
これは注意が必要で、男性が好きな女性のファッションと女性が好きな女性ファッションは相当乖離しています。それは、男性漫画家やイラストレーターが描く女性と女性漫画家が描く女性が全然違うことからもわかります。男性は「かわいらしさ」だけを求める傾向にあります。一方女性の場合は「おしゃれ」「かっこよさ」「かわいさ」など色々複雑です。
それにくわえて、ナチュラルに見えるようにしているのだから身に着けている本人でない限り、よほど注意していなければ男性側には相手の女性のテイストが判断しにくい。
例えば、立場を逆にした例を出せば、女性が男性にスーツをプレゼントしなければいけないとしたら、違いがわからなすぎて相当困りますよね。
そんなわけで男性にとって女性のプレゼントを考えるのが大変な時代になっているのですが、だからといって何もプレゼントしないわけにもいきませんよね。
最近注意深く奥さんとその周辺の方々を観察して、ようやく女性が喜ぶ打率が高いものを少しずつ選別できるようになってきました。賛否はあれど、これを挙げれば喜ぶ可能性が高い。
打率が高い商品を次回紹介していきたいと思います。