ビストロとかトラットリアってなに?ここだけは押さえておきたい洋食店の基礎
洋食はおおよそ三通りに分かれる気がします。ハンバーグステーキのアメリカ料理。気軽に食べれるのイタリアン、高級なフレンチ。
特にフレンチ=高級は昔から決まっていて、いつも洋食の頂点に君臨しています。
どうしてこんなヒエラルキーができてしまったのかわかりませんが、全てのイタリア料理が安いわけではなく、高級な食材を使ったお店もたくさんありますし、フレンチでも安いお店があるわけです。
そして高級店とカジュアルな洋食店は、お店の名前によって分かれています。
そこで、一度おさらいをしたいと思います。
まずは、イタリアンから
リストランテ ──レストラン。一番フォーマルで、予約が必要な店が多い。
トラットリア ──主に地方の伝統料理や大衆料理を提供。
タヴェルナ ──トラットリアとそれほど違いはありませんが、店がこぢんまりしていて、内装もよりシンプル。
ピッツェリア ──ピザ専門店。
次にフレンチ
レストラン ──イタリアのリストランテ同様に、フォーマルでしっかりした料理を提供するお店が多い。
ビストロ ──肩肘張らない「居酒屋」のようなポジション。テーブル同士の距離が近い飲食店、家族経営のにぎやかなお店が多い。
ブラッスリー ── もともとビールの醸造所という意味。“大衆的な居酒屋”でアルコールにあった料理を提供することが多い。
これら以外にもオーベルジュとか、グランメゾンなんて言い方もありますが、とりあえず上を抑えておけば、デートの時にレストランを選ぶ時にイメージがつかめると思います。
間違っても「タヴェルナ」って「『食べるな』みたいだね」なんてジョークは25歳まででやめましょう。