男が磨く恋愛セオリー 高級時計を買う男性にモテるヤツはいない 

日々の些細な習慣から趣味、恋愛観など、できる限りイラストと共に「モテる技術」を追求するブログです。

「なんとなく」平凡な村上春樹の本の主人公がモテるわけ

 村上春樹の本の主人公はモテる男性が多い。

滅茶苦茶モテるわけではないけれど、大体彼女とか遊ぶ女の子の友達が何人かいます。

モテるタイプには、同性からも好かれるタイプとあまり好かれないタイプがいるけれど、村上春樹の主人公はどちらかといえば好かれないタイプ。学生時代は団体競技ではなくて、マラソンとかテニスとか個人競技派。それでいて、内面は結構理屈っぽい。やたらすました態度で発言の語尾が「そうともとれるね」「そうかもしれないね」とかいまいちはっきりしない。

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こんなもんだから、アンチ村上読者からは、主人公が批判の的となります。こんな人は実際にいたらモテないよと言われます。

確かに都合よすぎではあるけれど、最近よく考えると、昔はこういう人も少なからずいたなと思います。一見、普通の何でもない男性。何となく女性と知り合って何となく付き合う人。すごくモテるわけではないけれど、そこそこモテる人。一緒にいて何となく楽しい人。

最近は、この「何となく」っていうスタートがすごく難しくなって来た気がします。お見合いとかデートとかのアプリやサイトを使って、とにかく目的がはっきりした出会いをする。そうしなければ、異性と知り合う機会がない。

昔は旅先で知り合って、住所交換したり写真を送ってあげたりする小さな交流がありました。でも今は携帯で写真撮ってもらって終わりです。旅行先でも地図アプリを使うので道を人に聞くこともありません。偶然の出会い率が下がっています

今、偶然出会える場所はどこにあるのか。正直わからない。今後のこのブログの1つの大きなテーマになりそうです。

ただ1ついえることは、何気ない出会いがあった時、その1つ1つの出会いを大切にするという平凡なつまらない教訓がやっぱりとても大事な気がします。