男が磨く恋愛セオリー 高級時計を買う男性にモテるヤツはいない 

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男女の将来の価値観の違い  男性の想像する近未来、女性信じる占いの世界

2045年には体のほとんどが無生物的なものになるだろう。
最終的には生物的な部分は無意味なくらいに小さくなってしまう。
無生物的部分がはるかに重要になるからだ。

未来学者  レイカーツワイル

 

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レイ カーツワイル氏  yahoo news より引用


昨今、シンギュラリティ(技術的特異点という言葉をよく耳にします。

未来学上の一つの概念で、AI(人工知能)の権威であるレイ・カーツワイルによれば、おおよそ10年後にはAIが人間の知能を超えるそうで、さらに先の2045年には1000ドルで購入できる1台のコンピュータが全人類の脳のコンピューティング量に追いつくのだといいます。

 

そのため2045年がシンギュラリティ元年(テクノロジーが人類を超える地点)というわけです。

 

そうなると、天気だとか地球環境とか人間の命とかライフスタイルとかこれまでコントロールできなかったことをコンピュータの力によって管理できるようになるのだといいます

(ちなみにカーツワイル氏は、既に食事の代わりにタブレット錠剤を栄養として食事ナシ生活を実行しているそうです。これによって90歳くらいまで生きれば、後はテクノロジーの発展で人造人間のようにずっと生きれるのだとか)。

いよいよSF映画のような世界が実現する時代も遠くないようです。

文系の自分は、個人的にこういうテクノロジーの発展が、どう人間の感情生活に影響するかが気になります。

具体的には、愛とか結婚、宗教観などの変化です。

SF映画を見ていつも思うのは、理科系が男性が多いからなのか、未来を描いたSF映画はいつも男性視点で描かれていて、物質的変化の側面にとらわれ過ぎている気がします。

 また、想像する近未来社会は、未来なのに平和から逆行していて、やたらと異星人との戦争が多い。戦闘大好きな男の子の発想そのものの気がします。

もっと女性的に、宇宙ハネムーンだとか異星人との恋といった新しい愛の形や男性が子供を産める社会とか別の視点から描いてもいいと思いますし、そこら辺の掘り下げが意外と乏しいような気がします。

 

書いていてふと思ったのですが、今年アカデミー賞を受賞したシェイプ・オブ・ウォーターが評価された理由の一つは異星人とのロマンスのテーマが女性的だったからかもしれません。(さらに蛇足ですが、あの話は安部公房の「人魚伝」からインスパイアされている気がします。)

 

未来の事を考える時、男性がSF的な事を想像するのに対して女性は占いになりがちな気がします。科学的ではなくて運命的に未来を見る。

 

同じ30年、40年先の未来でも想像する世界があまりにも男性と異なります。男性の場合、物質的変化や進化に興味の重点が置かれるのに対し、女性の場合は結婚や子供など、人間関係などもっと現実的な話になることが大半です。

 

こうして考えると、結婚条件に「将来の価値感が一緒」っていうのを求めるのは、ほぼ不可能に近いのではないでしょうか。

 

男女間で30年、40年後の未来の想像を話し合ってみれば、価値観の違いがクリアになっておもしろいかもしれません。