男が磨く恋愛セオリー 高級時計を買う男性にモテるヤツはいない 

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高級時計を買う男性にモテる男はいない 続き

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前回からの続き

 

かつての同僚から高級時計店で働いている友人を紹介してもらうことにした。

「高級時計を持ってる人ってモテない気がするんですが、どう思いますか?」

わざわざ、紹介して時間つくってもらったのに超ネガティブな質問をしてしまった。

「直ぐに買えるません。そんなに期待しないでください」誰もお金持ってると思っていないのに勘違いの気持ちをアピールしたつもりが、結果、屈折した表現に。

しかし、さすがはプロの売り手。もともと直ぐに買うなんて期待していなかったようだ。逆に、思いもよらない確信をつく答えが返ってきた。

 

「そうですね。高級時計って自己満ですからね。あまりアピールするものでもないですね」

 

そう、まさに「自己満」であった。確かに時計はファッション小物の1つだ。スーツにはドレスウォッチが似合うし、アウトドアやスポーツの時にクロノグラフの時計をしていたら、ファッションを引き立ててくれるだろう。しかし、残念ながらそのアピール力は価格に見合うほど全くもって十分ではない。

「身に着ける人がハッピーで、実は周りの人は気が付かない」のは、時計を含む貴金属全般にいえる特徴だといえる。男性が女性の指輪やネックレスに興味がないように、女性も男性の時計に興味がないのだ。

むしろ「指輪とかに興味ないわ」といってくれる彼女の方が好印象を持つ男性は多いのではないか。前回、「恋のから騒ぎ」でロレックスは成金のイメージと書いた通り、逆に負の印象を与える危険性さえもあるのだ。

本当に身なりで異性にアピールしたいなら、50万円で足の指先から頭までトータルコーディネートにお金を使った方がよほど効率的である。春夏秋冬オールシーズンのコーディネートしてもお釣りがきそうだ。

 

男性に許される唯一の貴金属

それでもなぜ時計に関心がいくのか。

1つは男性が身につけられる唯一の貴金属であるという点があるだろう。

男性だって貴金属は好きである。たいていの男性は子供の頃、漫画やゲームの中で見るシルバーや金の武器や鎧がかっこいいと思っただろう(古いが「聖闘士星矢」の人気は、あのキラキラしたクロス(鎧)にあったと思う)。しかし、大人になると実際に身に着けられる貴金属は、女性とは対照的に圧倒的に少なくなる。金のネックレスなんてしたら、バブル時代の野球選手になってしまう。かといってクロムハーツも人を選ぶ。「バンドやってるんですか?」とか言われてしまいそうだ。

時計だけが男性に許された唯一の貴金属なのだ。しかも時計は、芸術的かつ機械的で文系理系どちらも満足させる魅力がある。

もう一つ男性が時計に関心を持つ大事な理由がステータスとしての所有感だ。

高級時計を持っている人は、結構ステータスを気にした自意識が高い人が多い。「この歳になったんだから、これくらいは持ってないと」みたいな感じである。もちろん、みなある程度、年相応についての所作やふるまいには意識はするが、実際にそのために何十万も使い込む勇気はない。「自分のご褒美」にこんな高額な物を購入するのは、やはり周りから自分がどう見られているか気になる性格、自意識が高い人が多い。

これは余談だが、私的には自意識が高い人は、他人に対してはケチな気もする。高級時計をつけている上司から、驕ってもらう機会がこれまでの人生であまり思い出せない。まあ、これは時計だけでなく、オシャレな人全体にいえる傾向な気もするのだが、、、。

 

高級時計はもらうもの

ここまで書くと高級時計には必要ないと思うかもしれない。いや、そんなことがいいたいのではない。それでも時計が持つ人を引き付ける魅力を持つ。「わかっちゃいるけどやめられない」ように、冷静に考えるとメリットが少ないとしても欲しい人には諦められないのが時計だ。

では、どうすればいいのか。

答えは簡単だ。「プレゼントでもらう」のだ。自分で買ってモテないものなら、あえて愛される人ができた時に買ってもらえばいい。もらった時のうれしさ、それを友人に説明できる誇らしさ、彼女への感謝の気持ち(仮にその時計が自分が生まれた年に製造されたヴィンテージ高級時計だったりしたら最高ではないか)、どれをとっても想像してみるだけでワクワクしないだろうか。

何だ結局、著者のやり方が一番っていいたいだけじゃん、って思われるかもしれない。

確かにその通り。

今日も自分の状況を正当化することで引き続き時計選びを楽しんでいる。

 

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