高級時計を買う男性にモテる男はいない
妻からのプレゼント
「出会って10周年を記念して、時計を買ってあげる 」
妻からの思いがけないこの一言をきっかけに、以来、頭の中が時計でいっぱいになった。ロレックス、オメガ、ロンジン、IWC、カルティエ、ティファニー、グランドセイコー、、、気が付くと通勤途中のスマホも仕事合間のネットも検索するのは時計ばかり。
調べるだけではこと足らない。次第に自分の身の回りの人がどんな時計を身に着けているのか気になり始めた。
改めてみると結構みんな高い時計していることに気がつく。会社の隣席の同僚はグランドセイコー、上司はロレックスやブライトニング、友人はオメガ、ウブロ、タグホイヤー。お金ないとかよく言うなぁ。自分といったらボーナス時でも財布買うくらいしかできなかったのに、、、。
日々いろんな時計を見ているとなんとなく、所有する人の趣味や性格の特徴もつかめるようになってくる。昔、さんまの夜の番組「恋のから騒ぎ」の出演者の女性が、
「オメガを持っている人は優しい人、ロレックスは成金、よくわからないスイス時計を持っている人はめんどくさい人」
なんて言ってたことに今更ながらに共感する。
高級時計=イケメン独身
そんな頭の中が時計ばかりの日々を過ごしていると、ひょんなことから高級時計の所有者の新しい共通点に気が付いた。スイス製の時計を持った友人から「彼女の作り方」の恋愛相談を受けた時のことだ。
相談してきた彼は、身長約180cmでイケメン、有名私大卒、両親の仕事柄海外での生活経験もあり語学堪能、加えて都内に賃貸用マンションを複数持つという相当ポテンシャルが高い男性だ。そんな彼になぜ彼女ができないのか。何度か一緒に食事をした際に、「彼もいい時計をしているなぁ」と気が付いたとき、ふと頭によぎったのが独身者と時計の関係だった。
よく考えてみると、グランドセイコーの会社の同僚もオメガ所有の友人も独身。ウブロ複数所有の上司は、バツ経験の独身....。 高級時計の所有者の独身率が圧倒的に高いのだ。そして付け加えると、結構みんなかっこいい。ないのはパートナーだけといった感じだ。
一方で、安い時計をしてモテる男はたくさん思いつく。モテる身近な知り合いの既婚者が普段つけている時計はチープカシオだった。
「テロリストのアルカイダは、このチープ時計を爆弾内蔵型に改造したんだぜ!」
夜のお店で、モテ男の友人はこんなウンチクを言って女の子の関心をつかんでいた。他にもマスコミ関係で美人妻を持つ友人はスマホを時計代わりに。通っているヨガ教室のイケメンのインストラクター(既婚)は国産時計をしていた。
もちろん、既婚者の中にも、高級時計をしている人もいる。だけど、そういう人は少数派だ。「類は友を呼ぶ」、給料が安い自分の周りだからという理由だけでは説明しきれない。
一体なんなんだろう?
イケメン友人から恋愛悩み相談がきっかけとして、恋愛観、時計趣味、価値観など異性の魅力とはなんなのか考えるようになった。
つづく
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